口の周りのボツボツ

口、口の周りに吹き出物ができることがあります。
特に20代以降になるとできやすくなります。 原因は思春期のころと比べ複雑で、食生活、ストレス、内臓のトラブル、ホルモンなどさまざまな要因が絡んでいます。

口内炎や唇のトラブルなどと同様、口周りに何らかの症状が出た場合は、身体の不調のサインなんです。

洗顔をしっかりしていて、肌を清潔にしていても、体内で何らかのトラブルがあると口周りに現われてしまうのです。
内臓のトラブルとしては胃腸障害が考えられます。 胃腸の働きが弱まっていると、身体の不調を訴えるかのように、口の周りにぽつぽつ発生します。
この場合は暴飲暴食や甘いもの、脂っこいもののとりすぎ、お酒の飲みすぎ、無理なダイエットが原因です。

対策としてはすぐに食生活を改善し、ビタミンの多いものを食べることです。
症状がひどい場合は自分で薬を塗ったりせず、専門医に相談しましょう。 くれぐれも触ったりつぶしたりしてはいけません。

あごや額の吹き出物

では、あごやおでこ、頭皮にまでぽつぽつとできる吹き出物の原因は何なのでしょうか。
吹き出物ができる原因は、過剰に毛穴につまってしまった皮脂です。

ニキビと同様、思春期にできることもありますが、生活環境や体質によっては大人でも発生します。
思春期の場合はおでこにぽつぽつとできることが多いようです。
大人になってからできたという場合は、ストレスやホルモンバランスの乱れが強く関係しています。
場合によっては痛みやかゆみを伴うこともあります。

生理前や妊娠中、更年期などはホルモンバランスがくずれやすいため、吹き出物ができやすくなります。 黄体ホルモンが活発化して皮脂が多く分泌されるため、ニキビもできやすくなります。

大人の場合はほかにもさまざまな原因があり、無理なダイエット、アルコールのとりすぎ、臓器のトラブルが影響しています。
お菓子など糖分、脂分を多く含む食事もNGです。
また、季節の変わり目は肌トラブルも多いため要注意です。